ケアマネの資格を持っており、鹿沼のオープンからの勤務になります。
「地域の人とつながった介護ケア」の必要性を感じていた矢先に、ゼロから立ち上げの鹿沼のオープンの話があり、ぜひやってみたいと感じました。「やさしい手」からのフランチャイズ運営で、本部からの手厚い支持があることも安心材料の一つでした。

入社してみて特に感じたのは、「PDCA」サイクルが確立していること。課題に対して徹底して取り組む社風にも、改めて魅力を感じました。しかもスピードも実行力もある。介護の現場というのは、なかなか理想通りに行かないのが現実ですが、「当たり前のこと」をきちんと完遂する努力を続ける姿勢が、弊社の理念にもなっています。

おそらく、他社の現場と比較しても、弊社はやりやすいと思いますよ。サ高住の「訪問介護型」であるので、向き合い方も「１対１」。決められた時間に、お部屋に訪問していくスタイルなので、同時に何人も見る、ということはありません。１日の流れも時間が決まっているから把握しやすく、他の業務で呼ばれて途中で中座するような事もありません。パツパツに詰まったスケジュールとは無縁で、十分なフリータイムもあります。

上層部からの指示ではなく、運営はいつも現場の自分たちで考えます。目の前のことも、未来の課題に対しても、当初から意見を聞いてくれる社風ですね。理想の介護や仕組みづくりも全て自分たちでできる、それが叶えられる会社です。

一般の施設では当然、大人数を見るのが当たり前ですが、「やさしい手」の介護スタイルは１対１で、かなりゆったりした気持ちでケアすることが可能です。例えば、入浴もタイトなスケジュールで急ぐことなく、お部屋でもコミュニケーションを取りながら一緒にお掃除したり…。１日の時間がゆったりと流れます。

また、私は子育てしながら仕事を続けていますが、以前の職場では時間から時間で帰ることが難しかったんです。でも今は違って、ちゃんとお迎えにも間に合いますし、子供の学校行事や病気の時の中抜け、急な対応にも十分対応してもらえます。

さらに大きく違うのが、現場の社員にかなり運営権が認めらているので、「処遇改善手当」が全く違いますね。社員たちで「いちご委員会」という職場運営の会を設けているのですが、毎月、各自の処遇改善手当の配分や課題を話し合います。社員同士で課題をクリアにしつつ、透明性の高い運営を実行でき、共有できる安心感が高いと思います。

介護の一つの理想としての「時間に追われないケア」が、ただなんとなく掲げてあるだけでなく、実行可能なものとして提示されていることが、入居者様にも働くスタッフにも大きなメリットになってます。

「介護ってなんだろう…？」私のスタートは今から6年前、全くの異業種からの転職でしたので、介護資格を取るところから始めました。

研修の時に他社の介護施設に2ヶ所、伺ったのですが介護職の現場を見るのがそもそも初めてで、高齢の方にも接する機会がさほどなかったので、貴重な体験でした。
自分が思った以上にスムーズに会話もでき、なにかサポートすると「ありがとう」の一言をいただき、小さなコミュニケーションかもしれませんが、温かい印象を受けました。人と人同士なので先入観なく、自然体でふところに飛び込んでいけるような人が向いているかもしれませんね。

私が痛切に感じたのが、この世界においては、必ずしもベテランが良いとは限らないということです。慣れが蔓延すると、流れ作業のようになる場合だってある。そこは私自身も気をつけていこうと思うところです。
幸いにも、弊社はそのような状況は皆無だと思います。1対1でしっかりと向き合うスタイルのため、理想的な介護が叶えやすい職場ではないでしょうか…？